夫の浮気を疑う方へ

夫の浮気を疑う方へ

1 はじめに

夫が浮気しているかもしれないと疑われる方、怒り、悲しみ、将来への漠然とした不安など、色々な感情がこみ上げてくるのではないでしょうか。もしかしたら、勘違いということもあるかもしれません。夫が浮気しているかもしれないと思ったら、まずは次のチェックリストで当てはまる点があるかどうかを確認してみてください。

2 夫の浮気 チェックリスト

  • ① 残業、休日出勤、出張などが急に増えた
  • ② 服装や髪型を気にするようになった
  • ③ 携帯電話にロックをかけるようになった
  • ④ 携帯電話を肌身離さず持っている
  • ⑤ メールや電話の履歴を消すようになった
  • ⑥ 夫の洗濯物から香水のにおいがしたり、口紅がついている。
  • ⑦ 帰宅後すぐにお風呂に入るようになった
  • ⑧ 性行為の回数が減った(しなくなった)
  • ⑨ 家族での外出をしなくなった

チェックリストに多く当てはまるほど、浮気をしている可能性が高いと考えられます。他方で、チェックリストに当てはまることがあっても、必ずしも浮気でないこともあり、個別の状況に応じた判断が大切です。

夫が浮気している可能性がある場合、夫にすぐに問い質すのが良いのか、浮気の証拠を集めるのが良いのかは、ケースバイケースです。この先、離婚するのか、あるいは離婚せずに慰謝料請求するのかなど、今後、ご自身がどうしたいのかを考えておいた方が良いでしょう。

「同居期間が5年を超えたら内縁になりますよね?」などという質問を受けることがありますが、同居期間だけで内縁が判断されるのではありません。現に、夫婦と同様の認識をもって約16年間双方の居所を行き来してきたような場合、つまり同居はしていないケースについて、内縁を肯定した判例があります(大阪地判平成3年8月29日)。他方、同居期間が長くとも、当事者間に婚姻意思がなければ、内縁が成立しているとはいえません。

単なる交際関係ではなく、婚姻している夫婦同然である場合に、婚姻届という形式的な手続を経ていないだけで、一方的に関係を解消できるとするのでは、不合理な結果を招く場合が存在します。
そこで判例上は、内縁について、法律上の婚姻に準じる関係として、法的保護の対象としています。

もし、浮気の証拠を集めておきたいということであれば、夫に問い質すのは待ってください。夫に問い質してしまえば、浮気が事実である場合、その後、証拠を隠されたり、廃棄されたりする可能性があります。

3 どのような証拠があるか

(1) メールやLINE
可能であれば、内容、送信及び受信日時が分かるように写真を撮るか、データを保存してください。直接的に性交渉を疑うような内容でなくとも、他の証拠と照らし合わせて意味を持つ場合もあります。

(2)夫との会話を録音

(3)ドライブレコーダー

(4)浮気相手と夫が、旅行やラブホに行くなど、行動を共にしている写真

など

4 慰謝料を請求するには

慰謝料請求をする場合には、不貞の証拠が必要です。最終的には、裁判所において、不貞が認定されるだけの証拠が必要です。ご自身では証拠だと思っていても、そのような価値や信用性がない場合もあれば、ご自身では証拠にならないと思っていても、証拠としての価値や信用性がある場合もあります。

まずは、夫が浮気しているかもしれないと思ったら、当事務所の弁護士にご相談ください。弁護士は裁判になった場合を想定し、あなたのご相談にのることが可能です。弁護士に相談するのは勇気がいることかもしれませんが、慰謝料請求の経験豊富な弁護士に相談しておくことで、気持ちが落ち着き、今後のことを冷静に考えて行動することができます。

当事務所では初回30分の無料相談を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。あなたのために最適な方法のご提案をいたします。

ご利用方法

相談のご予約

まずは、お電話で法律相談のご予約をお取り下さい。

ご相談予約電話番号 
0742-81-3323

相談に関するご希望等(相談時間、担当弁護士等)がございましたら、ご予約の際にお伝え下さい。

なお、弁護士が相手方から既に相談を受けている場合や、その他相談に応じることに支障がある場合には、相談をお断りする場合があります。

弁護士による法律相談

予約された日時に、当事務所へお越し下さい(電話やメールによる相談は行っておりません)。

弁護士が相談に応じます。

弁護士には守秘義務がありますので、秘密は固く守ります。

相談の結果、弁護士に依頼されるかどうかは、相談者の皆様の自由です。当事務所から、相談者の皆様の意に沿わない勧誘を行うことはありません。

離婚相談シート ダウンロード (PDF file)

ご依頼

相談の結果、弁護士に依頼されることを希望される場合には、その旨ご連絡下さい。受任させていただく場合には、ご要望に応じ、見積書を作成いたします。その後、内容をご検討の上、ご依頼されるかどうかお決め下さい。

ご利用方法の詳細はこちらから
ご予約・お問い合わせはこちらへ
ご予約・お問い合わせはこちらへ
相談予約受付中 0742-81-3323
メールによるお問い合わせ

アクセスマップ

住所

〒631-0824 奈良市西大寺南町8番33号 奈良商工会議所会館1階
TEL 0742-81-3323 
FAX 0742-81-3324

電車

近鉄「大和西大寺駅」南側より徒歩3分。
近鉄「大和西大寺駅」の中央改札口を出て、右方向(南側)に進み、地上まで降ります。
バスロータリーから南に向かって直進し、一つ目の信号を越えた左手に「奈良商工会議所会館」のビルがあります。
その1階に弁護士法人ナラハ奈良法律事務所があります。

自動車

阪奈道路(高架下)から「菅原東」の交差点を曲がり、「大和西大寺駅」方面(北側)に向かって道なりに進みます。
「大和西大寺駅」南側のバスロータリーより一つ手前の信号の右手に「奈良商工会議所会館」のビルがあります。
その1階に弁護士法人ナラハ奈良法律事務所があります。

《駐車場について》
ビルの来館者用駐車場に空きがあれば無料でご利用いただけますが、空きがない場合は周辺のコインパーキングをご利用ください。


Copyright(c) NARAHA legal profession corporation. All Rights Reserved.
0742-81-3323メールLINE